ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店です。近頃はあいにくのお天気が多く、急な大雨で「時計が水に入ってしまった」「ガラスの内部が曇ってしまった」というお客様が駆け込みでご来店されることが多いです。このくらい大丈夫だろうと思っていても、時計内部の機械は悲鳴を上げてしまい最悪動かなくなってしまいます。腕時計に水が入ってしまった場合には、早急に腕時計修理店にお持ちください。
時計の水漏れ・くもりについて
Cartier カルティ修理事例
腕時計に水が入ってしまうと、ガラスのくもりが発生することがあります。これは、機械内部に入ってしまった水分が気温や湿度の上下によって水蒸気化してガラス面に表れたものです。 水分は時計内部にまで入ってしまっているため、ガラス面の曇りを拭いただけでは完全に水分を除去できません。 機械にサビが発生したり、文字盤、針などが傷み、交換の必要が出てきます。 手遅れになってしまう前に、早めに「乾燥」「オーバーホール」作業を行ってくれる修理店にご相談いただくようお願いします。
日常生活の水場で気をつける事
日常生活の水場で気をつける事は
・大雨の日は直接腕時計が当たらないように注意すること
・手が濡れた状態でリューズやボタンを操作しないこと
・お湯を使用する際は腕時計を外すこと
ダイバーズウォッチでない限り、雨には直接当たらないように注意するのは皆さま簡単に想像できるかと思います。
よくある原因の1つがリューズ部分から水が入ってしまうこと。こちらはダイバーズウォッチでもリューズの隙間から水が入ってしまうことがあるので、「濡れた手でリューズは触らない」「リューズを開きっぱなしにしない」を意識してください。
また、熱や温泉成分で防水機能を保つパッキンや外装が劣化してしまう可能性があります。そのため、お湯は腕時計に当たらないように注意してください。
大切な腕時計を長く大切にしようしていただくためにはやはり水場は避けた方が安心ですが、使用する際は「注意点」を意識して使っていただくだけでも腕時計の水のトラブルを防げる可能性はグッと高くなるかと思いますので、意識してみてください。
もちろん、腕時計にトラブルが発生しましたら、お気軽にブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店にご相談くださいませ。
SEIKO セイコー修理事例
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。当店では、アンティークウォッチを販売しております。現行品では味わえない、落ち着いた上品な佇まいを肌で感じることができます。本日ご紹介するのは「SEIKO(セイコー)17JEWELS」のアンティークウォッチです。
アンティーク時計の魅力
アンティークウオッチとは、一般的に1970年代以前に作られた時計をアンティークとされることが多いです。明確な定義はなく、愛好家の間では50年を一区切りにするという考え方も浸透しているようですが一般的な基準が決められているだけです。
アンティークウオッチの魅力は、「アンティーク特有の柔らかなデザイン」「アンティークウォッチならではのサイズ感」「数十年という歴史の蓄積による味わい深さ」「ビジネスから休日のカジュアルスタイルまで愛用できるデザイン」「有名ブランドを手軽に楽しむことができる」ではないでしょうか。
スーツなどのキレイめスタイルはもちろん、Tシャツとデニムのようなラフな格好もお洒落な雰囲気に格上げします。日に焼けたダイヤルや風合いの良いケースなど、一度魅力に気づくと抜け出せなくなるのがアンティーク時計の世界。着用者に貫禄する感じさせるような、独特の雰囲気がアンティーク時計の魅力です。アンティーク時計は生産が終了しているため数が増えることはありません。ほとんどのアンティーク時計はお手頃価格で取引されています。
SEIKO(セイコー)
SEIKO(セイコー)といえば、1881年の創業、1969年に世界初のクォーツ式腕時計を発売した日本の誇るメーカーですね!
この時計はゼンマイを手動で巻き上げる手巻き式の腕時計です。文字盤は、存在感のあるグリーン文字盤。角度によって見え方が変わる、グリーンのグラデーションがお洒落でファッションの一部として楽しめます。
ぷっくらとしたフォルムが可愛らしい
ケースは丸みを帯びたデザインで、アンティークならではのぷっくらとしたフォルムが可愛らしい印象を与えてくれます。当時は風防の強度を高めるため、わずかにカーブさせるのが当時のやり方でした。ドーム型風防と呼ばれるその意匠は、アンティーク時計ファンの心をくすぐる要素の一つです。風防の左側に小傷がありますが、大きな変色や目立つキズはありません。
アクセサリー感覚で楽しめます
ケースサイズはリューズを含まずに約17㎜です。アクセサリー感覚で着けれる、女性らしい大きさです。
ベルトはSEIKOのロゴ入り、純正ブレスを使用しております。アンティークウオッチ、SEIKO 17JEWELSは税込みで9万9千円です。
気になる方は、ぜひブローチ時計修理工房までお問い合わせください!お待ちしております。
本日11日にちなんだ腕時計の小ネタをご紹介いたします。
こんにちは!BROOCH時計修理工房蒲田店スタッフNです。
今回は腕時計のデイト機能による、ちょっとした小ネタをご紹介いたします。
いい日!めんの日!
最近はとても過ごしやすい気温が続いておりますね。
と、突然なのですが、本日11日は何の日かご存じでしょうか?
そうなんです、いい日です!
…冗談ですが、実はその「いい」の語呂合わせにちなんだ記念日があります。
それが『めんの日』です。
生めん類の製造業者団体である全国製麺協同組合連合会(全麺連)が制定しており、一年を通じてめん類への関心をもってもらうよう、細く長いめんのイメージと「いい」と読める「11」の語呂合わせから、毎月11日を『めんの日』として平成11年に一般社団法人・日本記念日協会によって認定、登録されました。
また、めんの「1」をつなぐ、「細く、長く、末永く、長寿」という意味も込められているそうです!
『ボンバーマンの日』
腕時計の業界においても小ネタとしての記念日がございます。
ROLEX(ロレックス)をお持ちの方はご存じかもしれませんが、毎月11日は『ボンバーマンの日』です!
ファミコン世代の方は一度はプレイしたことがあると思います、ハドソンのゲームの「ボンバーマン」に登場するキャラクターにそっくり似ているところがあるんです。
ROLEX(ロレックス)のデイト部分についているサイクロプスレンズから「11」を見ていただくと…ほぼ一致しますね!
SNSのハッシュタグにはたくさんの#ボンバーマンの日の投稿が見られるほど日本で人気です!
今回は腕時計のデイト機能による、ちょっとした小ネタをご紹介いたしました。
毎月11日は様々なボンバーマンがSNS上にアップされていますので、気になった方は是非 #ボンバーマンの日 で検索してみてはいいかがですか♪
BROOCH時計修理工房では、電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
水に要注意な季節【東京神田・ブローチ時計修理工房】
これからの季節、梅雨になり夏を迎えますが、時計を扱うときは「水」に要注意です!!腕時計を扱うときに、最も注意しなければならないことの1つが「水」の問題です。そこで、現代の腕時計で無視できない機能が「防水」といえます。目には見えない性能でありながら防水の有無と機能レベルの差は腕時計の使用条件を決める重要なポイントですよね。ところが高級腕時計の世界では、この防水性能に大きな差があります。一般的に複雑時計やドレスウォッチ、宝飾時計などの高級モデルでは、防水意識が低いものが多いのです。3気圧防水( 30メートル防水)のことを日本では「日常生活防水」と表記しますが、多くはこの程度です。手を洗うくらいでは問題ありませんが、シャワーのときには外さなければ、というレベルです。また復刻モデルや特に審美性の高いモデル、アンティークなどでは「非防水」と堂々と表記されていることもあります。防水性能をおおなかに分けますと下のようになります。
①日常生活防水
雨や手を洗う時に少し濡れる程度に耐えられる。
②日常生活強化防水
水遊び水上スポーツ、水仕事での使用に耐えられる。
③空気潜水用防水
スキューバダイビング等、空気ボンベを使用する潜水に耐えられる。
④飽和潜水用防水
ヘリウムと酸素の混合気体を使用して更に深い潜水をする飽和潜水と呼ばれる潜水に耐えられる。
ロレックスサブマリーナー修理事例
オメガシーマスター修理事例
腕時計の仕様上、水は最大の敵ですよね。内部に水分が入ってしまうと、精密機械はすぐに動かなくなりますから、防水性能の高い商品を選ぶのに越したことはないわけです。趣味でスキューバダイビングやマリンスポーツをする方ならば③や100メートル防水というように、用途に応じた性能を選ぶことが望ましいですね!また、すでに持っている腕時計に関しても、日常心がけて使ってもらうにこした事はないですが、うっかりというのがありますよね。お客様で時々いらっしゃいます。着けたままシャワーを浴びてしまったとか。。だれしもそうゆうことはあると思うのでいっその事、気使うのがめんどうくさいよ~と言う方はダイバーズウォッチとかを検討してみるのもひとつかもしれませんね!ご購入のお手伝いも出来ますので、ぜひ一緒に選ばせてください!!
ブローチ時計修理工房はタグホイヤー、SEIKOの正規代理店でもあります。そのほか【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。
こんにちは、ブローチ時計修理工房蒲田店のスタッフNです。
今回は当ホームページでも販売しているROLEX OYSTER PRECISION(ロレックス オイスタープレシジョン)をご紹介いたします。
こちらは、1950年代に製造されたロレックスのプレシジョン、リファレンスナンバー2635、キャリバー1400を搭載した機械式(手巻き式)レディースの腕時計です。
ステンレススティール製のオーバル型ケースは外装磨きを行い、美しい光沢を放っております。
また、新品に交換されたブラックカラーのベルトの尾錠はロレックス純正のものを使用しており、ロレックスを象徴する王冠(クラウン)ロゴのワンポイント装飾が施されています。
さりげなくロレックスをアピールすることができますね!
『PRECISION(プレシジョン)』とは
シリーズ名となっている「プレシジョン」とは英語で「正確な」という意味を持っていて、製造されてから70年近く経った現在でも正確に時を刻み続けており、その名に恥じることのない偉大さを感じます。
また、プレシジョン シリーズは2007年に姿を消してしまいました。
プレシジョンはスイスのクロノメーターの認定を受けておらず、認定がなくてもロレックス社独自の測定により高精度・高品質な腕時計であることを示しております。
2007年にはロレックスの腕時計すべてがクロノメーター認定されたため、プレシジョンの表記が消え、現在ではプレシジョンは極めて珍しい貴重な腕時計となりました。
機械式腕時計の駆動方式「手巻き式」
駆動方式は機械式時計の「手巻き式」になっていて、巻いたゼンマイで動く方式となっております。
ゼンマイは時計の3時の位置にあるリュウズと呼ばれる小さなネジをゆっくりと回して巻き上げます。
アンティークですが大きなキズや変色は無く、リュウズの動きも順調で時計の時刻合わせ・巻き上げも円滑に行えます。
お仕事、お出かけの支度の際など、リュウズを巻いてあげるときに感じるカチカチ…と音を奏で巻き上げる感触は時計の個性を感じることができ、愛着が湧いてきますね!
誰もが憧れるROLEX(ロレックス)…
日々頑張っているご自身へのご褒美に、もちろん贈り物用にも、いかがでしょうか。
アンティークの一点ものになりますので、是非お早めに。
少しでも気になられた方は、是非ブローチ時計修理工房 蒲田店へ実物も置いてありますのでお越しくださいませ。
お待ちしております。
『ROLEX(ロレックス)』
1905年、ロンドンでハンス・ウィルスドルフによって創設。
ROLEXの単語は上品な響きでどんな言語でも発音しやすい造語として1908年スイスのラ・ショー・ド・フォンに商標登録します。
当時、時計といえば懐中時計が一般的でしたが、ロレックスでは腕時計に着目し実用的な時計の開発に力を注ぎました。
その後、1926年に「世界初の防水ケース」として『オイスターケース』を開発し、1931年には自動巻き機能として『パーペチュアル』、1945年に0時丁度に日付が変更される日付表示機能として『デイトジャスト』を発表。
この3つの機能は機械式腕時計の基礎となっております。
レディースモデルは実用性と繊細さを兼ね備えたデザインとして世界中で愛されています。