ガラス(風防)のキズも綺麗になります!
ガラスに傷が付いてしまいました。キレイになりますか?時々そういったお悩みでお客様がご来店されます。時計のガラス部分にキズが入ってしまうと、時間を確認する時に毎回キズが気になってしまいますよね。当店では、ケース・バンド磨きはもちろんのことガラスの磨き作業も行っております。プラスチックの風防であればだいたいのキズはキレイにできます。しかし、最近サファイアを使用している事が多く、サファイアガラスですと非常に硬い素材ですので磨くことは出来ません。その場合は交換になってしまいます。
ケース・バンド磨きってどんな作業?
基本的にはバフモーターという機械を使い、磨いていくのですが、ズレたり凹凸が出来たりすると綺麗な仕上がりとは言えなくなるので、集中力を高めて作業します。硬めのフェルトバフで全体のキズを取り除きます。この時の傷の取り具合がこの後に繋がっていくので大事な一段階目です。あまり深い傷を追ってしまうと、形状自体が変わってしまう恐れがあるのでバランスも見ながら慎重に研磨していきます。二段階目は、少し硬さを落とし、柔らかめのフェルトバフで磨いていきます。この段階である程度の光沢を出します。この時、表面に凸凹が出ないよう注意しながら研磨していきます。最後に、布バフで鏡面に仕上げます。バフの回転を上げ一気に仕上げます。サテン仕上げはバフモーターの一番右にあるスポンジバフという筋の付くバフを使用します。斜めに筋が入らないように気を付けながらサテン加工を施していきます。この作業で鏡面仕上げとの綺麗なコントラストが決まるので重要な作業になります。
いつも同じ時間に時計が止まってしまうのはなぜ?
自動巻きや手巻きの腕時計が毎日決まった時間に停止してしまうのは、歯車に欠けなどがあるか、時計内部のサビや汚れの可能性が高いです。そのサビや汚れ、歯車の不具合が同じ個所で引っかかる原因となっていることが多いです。こういう症状が出た場合はオーバーホールが必要になります!
オーバーホールはなぜ必要?
本来時計とは時間を把握するためのものです。定期的なオーバーホールをしていないと正確に時間を刻むことができなくなります。その原因としては、機械の油が乾いてしまって動きを悪くしてしまう・歯車にかかる負担が大きくなり摩耗、破損などしてしまうからです。こうなるとオーバーホールだけでは済まず、パーツ交換も必要になりますので早めのオーバーホールをオススメしております。
当店ではオーバーホール(分解掃除)以外にも、ポリッシュ加工(外装磨き)・電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業など様々な修理・作業を承っております。お客様のお使いの時計に不具合等がありましたら是非ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください!
こんにちは!BROOCH時計修理工房 阿佐ヶ谷店です。
今回は、12月10日にオープン致しました阿佐ヶ谷店の様子をお届けしたいと思います。
阿佐ヶ谷店がオープンしてから約1週間が経過しましたが、沢山のお客様に足を運んでいただきとても嬉しいです!これからも、お客様の大切な時計を沢山修理できるように頑張ってまいりますのでよろしくお願いします!
オープンして間もない阿佐ヶ谷店ですが、今回は店舗案内も兼ねて外観、内装を紹介させていただきます。
お店は、阿佐ヶ谷駅南口から徒歩7分の場所に位置しており、阿佐ヶ谷パールセンター商店街にあります!
お店に入って右側にはベルトを置いています。お客様の時計にお似合いの1本を一緒にお探しいたします!
他にも、時計修理スペースがあります。お客様からも作業風景がご覧いただけるようになっていますので普段は見えない時計の内部が見れます!時計の状態などをリアルタイムでお伝え出来ます。修理事例①
奥に進むと、受付スペースがあります。修理中の待ち時間に作業風景をご覧いただいた後は、受付師とのたわいもない会話で居心地の良い空間を作ります。時計との出会い・思い出のお話ははなかなかするタイミングがないかと思います。お待ちいただいている時間で時計と一緒に刻んできた思い出のお話しをお聞かせください!お客様と時計とのストーリーのなかに我々時計師が携われることを楽しみにしています!お客様の時計がより良い状態になるようにご提案させていただきますので、是非BROOCH時計修理工房へお越しください!
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です!神田のお近くで腕時計のメンテナンスのショップをお探しならぜひ当店におかませください!【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、お気軽にご来店ください。
さて、本日はよく質問いただく「よくある故障の原因について」についてのお話です。
よくある故障の原因は何か?
時計の故障の原因は様々なことが考えられますが、原因として多いのが「落下の衝撃」「磁気が入ってしまった」「水が入ってしまった」「電子回路の故障」などです。使おうと思っていた時計が壊れていたらショックですよね。少しでも気になるところがありましたら、お早めに時計修理店に見てもらうことをおすすめします。
皆様は「大切な時計」の行きつけメンテナンスショップはございますでしょうか。私たち人間も毎年健康診断を行うように、時計も調子のよくないところを定期的にメンテナンスしてあげることが大切です。時計に不具合が起こる前にメンテナンスを行うことでパーツの破損を防ぎ、長期的な目で見ると定期メンテナンスのコストも下げてくれます。ブローチ時計修理工房では、皆様の大切な時計を、熟練の時計技師がメンテナンスいたします。
【東京蒲田ブローチ時計宝石修理工房】時計の電池と定期的なメンテナンスの時期
時計の電池と定期的なメンテナンスの時期
こんにちは。間もなくご家庭やビジネスシーンにおいても年末年始に向けた準備に本腰を入れ始める頃合いでしょうか?
そして訪れるクリスマスには、時計のプレゼントを視野に入れている方も多くいらっしゃることと思います。
プレゼントの瞬間が華やかになるようなものであったり、実用性を備えつつも美しさを重視したり、プライベートをより充実させるようなものを迷いながらお選び頂くことでしょうか。
そうした贈り物の時計を、相手が喜んでもらえると贈り主も嬉しくなり、より一層の特別な日として記念に残るものになります。
贈られた品物と刻まれる時と共に重ねた年月に合わせて、プレゼントの時計への愛着もますます深まることかと存じます。
特別で大切な時計ですから、年数を重ねる中でも長く愛用していたいですよね。
そのためにはメンテナンスが欠かせなくなりますが、時計の内部はとても繊細で少しでも扱いを誤ると簡単に壊れてしまいます。
外気や腕に密着していることで生じる汗による湿気以外にも、内部を守るために気を付けたいのは、時計内部にある電池です。
電池にも寿命があり一般的によく見られるアナログ式で秒針のある3針腕時計の電池の寿命が2~3年、2針で1~2年ほどといわれています。
もちろん電池その物のタイプや、時計自体にも電池を動力としていないものも多くありますので目安の一つとはなってしまいますが、
暫く保管していた時計の電池が気づかないうちに寿命を迎えているといったことも大変よくあるケースで注意が必要です。
電池が切れた状態でそのままにしていると電池の液漏れが発生し、繊細な時計の内部に広がり、最悪の場合どんな対処をしても2度と動かなくなってしまいます。
そうならないためにも、購入してから一度も電池交換していない、最後に電池を交換してから1~2年経って気になり始めている、
そのようなお気づきがございましたらぜひブローチ時計修理工房へお持ちください。
電池交換と併せてバンド交換も行うことが可能です。
電池交換はもちろん、電池交換の際に内部を見て時計の寿命を脅かすような要因があればお客様にお伝えいたします。
内部の状態に応じてパッキンの交換や、オーバーホール(分解洗浄)、また外装に関してのメンテナンスのご相談にも応じることが可能です。
二人で過ごす時間が多くなれば、再びプレゼントに時計をお選びいただいたり、新しく増えた家族へのプレゼントの機会も出てくることかと思います。
特別なプレゼントの機会に多く恵まれているクリスマス、ぜひ「あの贈り物の時計はどれくらい経ったかな…。」と思いますシーズンにもなることかと思います。
そして少しでも気になることがございましたら、東京都内では阿佐ヶ谷店、蒲田店、神田店とお店がございますので、ご相談のみでもぜひお立ち寄りくださいませ。