スタッフブログ

阿佐ヶ谷でオーバーホールはブローチへ
ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店です。当店では、店内に工房があり時計師が在中しておりますので時計修理作業をご覧いただきながらお待ち頂く事が可能です。なかなか自分の腕時計の中を見る機会はないですよね。タイミングによっては、オーバーホールの様子を見れるチャンスもあり!ぜひお店の前を通られた際には遊びに来てください!

オーバーホールとは?

阿佐ヶ谷でオーバーホールはブローチへ

オーバーホールとは、時計が正常に動くように、時計のすべての部品を分解、洗浄、組立、注油、調整、実測を行うもので、分解掃除とも呼ばれています。電池交換や精度調整のみでは修正できない不具合のある時計や、購入から数年経過した時計に必要なメンテナンスです。基本的に5年周期でオーバーホールを行うことをおすすめします。

オーバーホールをしないと
阿佐ヶ谷でオーバーホールはブローチへ

オーバーホールを定期的に行わないと以下症状が起きてしまいます。

①針の動きが遅れる
②部品が錆びてしまう
③摩擦で噛み合わなくなる

腕時計内部の油が劣化してしまうため、上記症状が起こります。上記症状が続いてしまうと腕時計にダメージが加わり部品の破損にもつながります。パーツが破損してしまい、替えのパーツが見つからない場合は修理不可、その時計は最悪の場合動かすことが出来なくなってしまうのです。末永く大切な腕時計をお使いいただくためにも、メンテナンスを心がけてあげてください。不具合が起こる前にメンテナンスを行うことでパーツの破損を防ぎ、長期的な目で見ると定期メンテナンスのコストも下げてくれるのです。
以下、ブローチ時計修理工房のオーバーホール修理事例となりますのでぜひご覧ください。

ROLEX ロレックス修理事例
TAGHEUER タグホイヤー修理事例
Cartier カルティエ修理事例
OMEGA オメガ修理事例


腕時計修理はBROOCHへ
ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店内装

阿佐ヶ谷・荻窪・中野・新宿のお近くで腕時計のメンテナンスショップをお探しならぜひ当店におかませください。【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。


こんにちは!ブローチ時計修理工房蒲田店です。今日はそもそも「機械式」とは何かというお話をしたいと思います。とは言っても肩ひじ張らず、読んでもらえればと思います! 
機械式腕時計は単に時刻を知るための道具ではなく、それ以上に人を惹きつける大きな魅力を秘めていますよね。にもかかわらず機械式とは何かという肝心の定義に関しては、意外なほど知られていないようです。時計好きでも正確に答えられる方は少ないのです。私もわかりませんでした。。最初にあがる声で最も多いのが「手巻時計」。でも自動巻もありますよねというと、次に返ってくる答えが「ゼンマイ時計」です。確かに現在流通している機械式腕時計の大半はゼンマイ動力ですが、童謡の大きな古時計で歌われるロングケース・クロックなどは錘が下がる力で動く機械式。かつては「電磁テンプ式」といって電気で動く機械式(シチズン時計「コスモトロン」など)もありましたし、現在では逆にゼンマイで動くクオーツ制御の機械式ともいえる腕時計(セイコーの「スプリングドライブ」はゼンマイで歯車を動かすと同時に発電し、水晶発振子で調速)も存在します。つまり、機械式の定義は動力機構にはないということですね。そこまでいうと、今度は「歯車時計」という声があがります。確かに全ての機械式時計は歯車を用いていますが、古代ギリシャの水時計も複雑な歯車機構を持ってたそうです。クオーツ式でもアナログ表示の時計はモーターが歯車を回しています。機械式か否かは、歯車という伝達機構で決まるわけでもありません。さらに、アナログ表示のクオーツ式もデジタル表示の機械式も存在する以上、表示機構もまた機械式の定義とはなりえないですね。
GrandSEIKOが外装磨きでキレイに生まれ変わります。
グランドセイコー修理事例

「機械式とは脱進機で調速する時計」

そうなると、残る要素はただひとつ。時計が進む速度を一定に保つ調速機構しかありません。事実、動力や伝達や表示方式を問わず全ての機械式時計は、歯車の回転の停止と解放を一定周期で繰り返す「脱進機」と呼ばれる機構で機械的に調速されているのです。ようやく正解にたどり着きましたね!「機械式とは脱進機で調速する時計」これが正しい定義です。

機械式は音でもわかります。

歯車と爪が一定周期でぶつかり合う構造上、俗に「チクタク」と表現される打撃音を発します。クオーツ式の場合はデジタル表示なら無音ですし、アナログ表示ならステップモーターが「ザッザッ」と回る音が聞こえます。つまり、「機械式とはチクタク音がする時計」と定義しても間違いではなく、この方がわかりやすいし、覚えやすく取っ付きやすいかもしれません。こうゆうところも何か頑張って働いている様にも感じられますし、温もりを感じる瞬間なのかも知れませんね!この脱進機、英語の「escapement」の訳語(古くは「逃がし止め」とも訳されました)ですが、言葉として馴染みがない以前に存在自体があまり意識されていないようです。機械式時計の定義があやふやになりがちな原因もここにあるといえるでしょう。なぜそうなるかというと、脱進機を筆頭に機械式時計の構造は、動きを目にすれば直観的にわかるのに言葉で理解しようとすると途端に難しくなるからです。そしてまさにこの言葉で表すには難易度が高く精緻な動きを目で見て楽しめるという点こそが、クオーツ式にはない機械式ならではの魅力であり、人気が復活した理由でもあるようです。


皆様には大切な機械式腕時計に困りごとがあった際のメンテナンスショップはございますでしょうか。蒲田・品川・大森・川崎・田園調布周辺でロレックス」「オメガ」「カルティエ」「セイコー」「グッチ」「コーチ」等や、クォーツ時計の修理はブローチ時計修理工房にお任せ下さい。他店にて断られた時計も修理を承っております。お気軽にご来店くださいませ。

こんにちは!
ブローチ時計修理工房神田店のスタッフNです。
みなさま腕時計の時刻合わせをご自身でされた経験があると思うのですが、カレンダー機能(デイト/デイデイト)が搭載されている腕時計において日付変更禁止の時間帯があります。

時刻合わせ

時計屋さんの時刻調整をご紹介します(日付無しクオーツ)【ブローチ(BROOCH)時計修理工房 神田店】

まずは、時刻合わせのおさらいから参ります。
1,秒針が12の位置にあった時にリューズを引き、秒針を止めます。
2,リューズを時計回りに回して、時刻を調整します。
※この際、腕時計の駆動方式(電池式クォーツ時計・機械式腕時計)によって調整の仕方が異なります。
3,時報と同時にリューズを押し込んで、時刻合わせは完了です。

カレンダー合わせ


通常、日付時計の表示は31日周りとなっています。
小の月(2,4,6,9,11月)の場合、翌月の1日に日付修正が必要になりますので、年に5回、日付の調整が必要になります。
腕時計の日付は24時間で1日変更されるように作られています。
しかし、腕時計は12時間表示ですので、今指している針の時刻が午前なのか午後なのか、見ただけではわかりません。
その点に注意しつつ、カレンダー合わせの手順に参ります。

1,リューズを一段階引き出します。ダイバーズウォッチなど防水性能があるねじ込み式リューズタイプの腕時計の場合は、リューズを手前に回し、ねじをゆるめてリューズを一段階引き出します。

2,リューズをまわして合わせたい日の前日の日付にセットします。

3,秒針が12時の位置に合わせて、リューズを二段目まで引き出します。そして、今日の日付になるまでリューズをまわして針を進めます。

4,午前/午後を間違えないようにリューズをまわして時刻を合わせます。電池式クォーツ時計の場合
電池式クォーツ時計の場合、ムーブメントの構造上、「時刻修正機構」を構成する複数の歯車の間に一定の隙間が必要になりますので、分針を正しい時刻よりも4~5分進めてから、逆に戻すようにして時刻を合わせます。(この方法を逆針合わせといいます。)
機械式時計の場合
機械式時計の場合は、分針を5~10分手前にしておき、そこからゆっくり進めて正しい時刻にあわせます。
5,時報と同時にリューズを0段目まで押し込んで完了です。
ねじ込み式リューズタイプの腕時計の場合は、リューズを押し付けながら時計回りに止まるところまでねじ込んでリューズを閉めます。

日付変更禁止時間帯TOMMY HILFIGER腕時計の時刻合わせの様子です。

こちらはTOMMY HILFIGERの腕時計の時刻合わせの様子です。

その時間帯というのは、腕時計上の時刻の午後9時~午前4時の間の時間帯です。
というのも、この時間帯は、腕時計内部のカレンダー板の歯車と時間表示の歯車が嚙み合っている時間なのです。
もしこの時間帯に無理やりリューズを回して調整すると、歯車が欠けてしまう可能性があります。
なので、ご自身で時刻合わせや日付を修正される際はくれぐれもお気を付けください。

 

もし、お客様自身で時間や日付の調整を行っている時に「間違った方法で合わせてしまった…」と感じられた際は、それ以上の操作を行わず、ブローチ時計修理工房へご相談くださいませ。

当店では、電池交換オーバーホール等、多くの修理を承っております。
その他時計に関するお困り事がございましたら、ブローチ時計修理工房神田店までお問い合わせください。
お待ちしております。

ブローチ 時計修理工房 神田店 内装
ブローチ時計修理工房神田店です。春は「成人祝い」「昇進祝い」「勤続記念品」「就職祝い」「進学祝い」等の贈り物として「腕時計」をプレゼントされる方が多い時期。早速つけよう!と思っても「あれ、ベルトが大きいな」と思われて、当店にベルトの長さ調整(コマ調整)にご来店いただくお客様が多いです。ブローチ時計修理工房神田店ではコマ調整の即日納品可能!そのため、お急ぎの場合でもお気軽にご相談ください。今回は、お客様にお待ち込みいただいたコマ調整のご紹介です。


コマ調整とは

カルティエ(Cartier)パシャ の修理はブローチ時計修理工房神田店へカルティエ(Cartier)パシャ カルティエ修理事例
コマ調整とは、ブレスのコマを1つ1つ外したり、足したりして調整する作業の事です。ピンパイプ式やネジ式のものがあるためその腕時計に合った作業方法で行います。このコマ調整をすることによって自分の手首に合った長さにすることができます。

カルティエ(Cartier)パシャ の修理はブローチ時計修理工房神田店へ

カルティエ(Cartier)パシャ の修理はブローチ時計修理工房神田店へ

こちらはカルティエパシャのコマ調整の様子です。頂きものの時計で少し緩いので、いくつかコマを外して欲しいとのご依頼でした。作業時間は約5分程度。仕事のお昼休み中に作業完了が可能です!料金は¥550円~となります。
他、コマ調整修理事例はこちら


ブローチ時計修理工房神田店ではコマ調整だけでなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、電池交換、バンド交換などのありとあらゆる修理・作業を承っております。お客様の大切な時計を、熟練の時計技師が修理いたします。気になる症状がございましたらお気軽にご来店くださいませ。

こんにちは、神田店のスタッフNです。
「インデックス」とは直訳すると「索引」「指数」「指標」「見出し」という意味なのですが、時計の用語の一つに『インデックス』という言葉があります。
今回はその『インデックス』ついて調べてみました。

時計の『インデックス』とは?

時計において『インデックス』とは、腕時計の文字盤にある「時」や「分」を指す数字や目盛りのことをさします。
その数字にはローマ数字やアラビア数字が使われる事が多いですが、その他にも様々なタイプが存在します。
また、数字だけではなくマークや棒などが使われるものもあれば、数字や目盛りなどが全くないフラットなデザインのものもあります。
こういった『インデックス』のデザインも、時計のブランドの個性や価値を決めるポイントの一つになっているのです。

時計の定番のインデックスの種類 『アラビアン』

腕時計の定番として多く見られるのが、アラビア数字の『アラビアン』のインデックスです。視認性が良く、時刻を確認しやすいので、スポーツウォッチやパイロットウォッチに良く採用されています。様々な書体があり、多様性のあるインデックスです。

白い盤面に青い針がかっこいいタグホイヤーカレラ

クラシカルな印象のインデックスの種類 『ローマン』

クラシックなドレスウォッチに多く使われているのが『ローマン』と呼ばれるローマ数字のインデックスです。
ローマ数字から表現される上品な雰囲気は、ドレスウォッチの上品さをより一層際立たせます。
カルティエの腕時計のインデックスに良く採用されています。

ULYSSE NARDIN(ユリスナルダン) メンズアンティークウォッチA1180

シンプルで視認性の良いインデックスの種類 『バー』

写真はロレックスのオイスターパーペチュアルです。

視認性とデザイン性を両立させた、棒状のデザインのインデックスです。
また、『アラビアン』や『ローマン』との組み合わせにより、一瞬での視認性をさらに高めるインデックスの種類です。

大小で名称が変わるインデックスの種類 『ドット』

ダイバーズウォッチに多用されているインデックスの種類で、大きいものは『ポイント』、小さなものは『ドット』と呼ばれています。

CREDORの外装の細かい傷は磨くことできれいになります。

逆三角形のインデックスの種類 『トライアングル』

その名の通り、逆三角形デザインのインデックスです。位置を分かりやすくするために、12時の位置に逆三角形で設置されています。

オメガ正面画像

その他にも、ダイヤモンドや宝石をインデックスにあしらった宝飾インデックスもラグジュアリーな印象を与えます。

ROLEX

まとめ

インデックスにはいろいろな種類がありますが、視認性を重視するのか、デザイン性を重視するのか、インデックスにも注目してみると、こだわりのポイントの一つになりますね。

お気に入りの腕時計のインデックスが取れてしまった…そんな時は

BROOCH時計修理工房にお任せください

腕時計の電池交換・修理はブローチ時計修理工房神田店へ

ブローチ時計修理工房では、取れてしまったインデックスの取り付けはもちろん、オーバーホール(分解清掃)、ポリッシュ加工(外装磨き)、電池交換、コマ調整、バネ棒交換、バンド交換など、様々な時計の修理・作業を承っております。
日頃お使いの時計、思い入れのある時計、しまったままになっている時計に不具合などございましたら、ぜひ一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
もちろんご相談だけでも承っておりますので、お気軽にお越しください。

閉じる