BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。今回もまた、個性的な時計と出会ってしまったので皆様にご紹介させていただきます。早くも今回で第4回ですね。
今までの記事をまだ見ていない方は是非下のリンクから御覧ください。
【東京神田・ブローチ(BROOCH)時計修理工房】お客様の個性的な時計を紹介します①
【東京神田・ブローチ(BROOCH)時計修理工房】お客様の個性的な時計を紹介します②
【東京神田・ブローチ(BROOCH)時計修理工房】お客様の個性的な時計を紹介します③
シャリオール(CHARRIOL)サントロペ
今回紹介するのは、シャリオール(CHARRIOL)のサントロペ(ST-TROPEZ)です。
電池交換のご依頼でお越しくださいました。
シェル文字盤にケーブルストラップ、チェーンブレスレットが魅力的な時計ですね。
シャリオールとは
シャリオールは、スイスのジュネーブに本社を置く高級時計ブランドです。1983年、フィリップ・シャリオール(元ニューヨークカルティエ社社長)が40歳の誕生日を機に立ち上げました。
優れたデザイン性と高品質を誇り、時計の他にもジュエリー、レザー製品、ペン、ベルト、サングラスにまで製品ラインの多角化を進めてきました。時計では、個性的なコレクションが展開されています。ストーリーを交えて時計を眺めるとワクワクするデザインが豊富です。
サントロペの個性ポイント
サントロペは、シャリオールのアイコニックピースとして、世界中で人気を博している時計コレクションです。南フランスのリゾート地からインスパイアされて誕生したそうです。
そんなサントロペですが、何と言っても見た目が魅力的で、個性的ポイントは2つあります。
まず1つ目は、ブレスレットのトルク。このトルクとは、ヨーロッパの古代民族ケルト人が好んだらせんの装飾品です。幾本もの金属の細線を束ねてねじり、そしてさらに束ねてねじって作られたトルクは、芸術を愛し、黄金の加工に秀でたケルト人が、敵から自らを守り、また自らに勇気を与えるものとして約2,500年前に考案されたものでした。歴史溢れるこのトルクこそ、唯一無二の商品デザインモチーフとしてシャリオールの地位を確立したんですね。
2つ目は、サントロペの代名詞、チェーンブレスレットです。女性らしさはもちろん、お洒落とラグジュアリーが共存しています。時計とブレスレットを両方したいという方には最適な時計ですね。
腕時計のメンテナンスはBROOCH時計修理工房へお任せください
個性的な時計紹介第4段はシャリオールのサントロペでした、いかがでしたでしょうか。唯一無二のデザインを追求したジュエリーウォッチでしたね。
今回の電池交換の修理の様子はより詳しく以下に掲載しております。是非御覧ください。
電池交換やオーバーホール、その他時計に関するお困り事がございましたら、ブローチ時計修理工房神田店までお問い合わせください。お待ちしております。
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。
世の中には数多の時計・腕時計が存在しますね。すると同時に、その時計の針の種類も沢山存在します。
針は時刻を知るために欠かせないパーツですが、デザインとしての見やすさやバランス、時計全体のスタイルとの調和というのも求められます。
そこで今回は、腕時計の主な針の種類を写真と共にご紹介いたします。
ブレゲ針
ブレゲ(Breguet)クラシック 5157BA/11/9v6
時計の歴史を200年早めたともいわれる天才時計技師、アブラアム=ルイ・ブレゲが発明した針です。先端に輪が付いているのが特徴です。個人的に最も好きなので、1番に紹介させていただきました。
リーフ針
細長い葉っぱのような形をした針です。
バー針
グッチ(GUCCI)YA055311
先端が平らになっている棒状の針です。幅が広すぎるバーだと瞬時に時刻を把握するのに少々慣れが必要かなと思います。
バトン針
Tiffany & Co. M0530 18K 750
先端が尖っている棒状の針です。
スケルトン針
HUBLOT ウブロ Classic Fusion クラシック フュージョン
骨格を残して、奥の文字盤が透けて見える形状の針です。
ドルフィン針
OMEGA オメガ DEVILLE デビル 396.2532 1532
万年筆の剣先に似た形状の針です。フランス王太子妃から由来しています。
メルセデス針
TAG Heuer タグホイヤー professional WG1122-KO
短針が、かの有名な自動車メーカー「メルセデス・ベンツ」のスリーポインテッドスターの形をした針です。
スペード針
FRANCK MULLER フランクミュラー LONG ISLAND ロングアイランド 902QZ
短針が、トランプのスペードの形をした針です。
腕時計のメンテナンスはBROOCH時計修理工房へお任せください
いかがでしたでしょうか。今回は時計の針の種類をご紹介いたしました。時計を選ぶポイントとして、「針」に注目してみるのも面白いですよ。
ブローチ時計修理工房では、時計のあらゆる修理を承っております。
電池交換やオーバーホール、その他時計に関するお困り事がございましたら、ブローチ時計修理工房神田店までお問い合わせください。お待ちしております。
ブローチ時計修理工房神田店です。皆様、ご自身の腕時計やこれから欲しい腕時計、どのように選ばれますか?「好きなブランドである」「腕に着けたときにしっくりきた!」「デザインが好き」等、様々な理由でパートナー(腕時計)を選ばれているかと思います。本日は、パッと印象が変わる、「腕時計ケースデザイン」をご紹介します。
ラウンド型
腕時計のデザインでスタンダードな正円形「ラウンド型」。腕時計のなかでもっとも多い形状がラウンドではないでしょうか。「プライベート」はもちろん、「ビジネス」や「フォーマルシーン」にも着用できるので、一本持っておけば困らないデザインの1つです。
レクタンギュラー
縦長の長方形の「レクタンギュラー」。レクタンギュラーはエレガントが人気です。上品な落ち着いた大人の雰囲気で、スタイリッシュなデザインです。
スクエア
ロンジン(LONGINES) ロンジン修理事例
正方形の「スクエア」。一般的にラウンド型を着けている人が多いため、スクエア型なら個性を表現しやすい点もポイントです。高級感のあるフォルムのため、ドレッシーなファッションと合わせるのもおすすめ。
本日はスタンダードな3種類をご紹介いたしました。まだまだケース種類はたくさんありますので、それはまた次の機会に。皆様の腕時計選びの参考になれば幸いです。
ブローチ時計修理工房神田店では電池交換・コマ調整・バンド交換だけではなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)などの作業などありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックス、カルティエ、オメガ、セイコー等の国産・舶来時計すべてのブランド修理を承っております。気になる症状がございましたらお気軽にご相談くださいませ。
今回は歴史上の人物が愛用した時計メーカーをご紹介
1人目のご紹介 小説家「アーネスト・ヘミングウェイ」と「クエルボ・イ・ソブリノス」
彼は小説家としては余りに有名な人物ですがそのバイタリティ溢れる生き様そのモノに多くの人が魅了されていました。1917年第一次世界大戦では赤十字の一員として北イタリアのフォッサルタ戦線に赴き負傷兵を助けようとして自らも重症を負い,戦後はカナダで新聞記者を務めその頃に小説を書き始めたと言われています。1930年代になると人民戦線政府側としてスペイン内戦にも関わり、その経験を元に「他がために鐘は鳴る」「武器よさらば」を執筆。当時のハリウッドに映画化の素材を提供したそうです。そんな行動力の塊の様な彼ですが1954年「老人と海」が高く評価されノーベル文学賞を受賞。ですが同年2度の航空機事故にあってしまいます。
以降、ヘミングウェイが行動力的な面を取り戻す事は無かったようです。そんな波乱万丈な彼が愛した時計が「クエルポ・イ・ソブリノス」晩年ヘミングウェイはキューバにて余生を過ごしました。その際彼は首都ハバナのクエルポ・イ・ソブリノス本店で腕時計を購入しており今なお顧客名簿には彼の名前が記載されているそうです。
また、実は彼はちょっとだけ日本人とご縁があり当時キューバに移住していた日本人漁師から釣りを教えて貰ったとされておりさらにはハバナで出会った漁師の老人との交流をヒントに「老人と海」を執筆したと言われています。
クエルボ・イ・ソブリノス
そんなヘミングウェイが愛した時計メーカー「クエルボ・イ・ソブリノス」一体どんなお店だったのでしょうか?
1882年、ラモン・イ・クエルボによって創業された高級宝飾店『La Casa』がアルマンド・リオ・クエルボを含む甥達によって事業を拡大し、クエルボ・イ・ソブリノスの前身となりました。ハバナの繁華街で開業以降、数々の著名人がハバナを訪れる際にはクエルボ・イ・ソブリノスのブティックに集まるのが常でありました。クエルボ・イ・ソブリノスは1940年代には最盛期を迎え、「ロレックス」「パテック・フィリップ」「ロンジン」等のブランドと提携し、いくつもの作品を創り出してきました。しかしながら、1959年に発生したキューバ革命の煽りを受け、歴史の表舞台から姿を消すことになります。幻となったクエルボ・イ・ソブリノスは姿を消してから40年後、2000年代に奇跡の再興を成し遂げ、再び歴史の表舞台へと舞い戻ってきました。キューバのスピリットを受け継いだ個性的なディテールと、スイス時計ならではの高品質で、高級時計界において異彩を放つ存在として君臨しています。顧客名簿の中にはかの世界の大天才「アルベルトアインシュタイン」。
上記で紹介したアーネスト・ヘミングウェイ元英国首相ウィンストン・チャーチルなど一度は耳にした事のある偉人達に愛された高級ブランドメーカーなのでした。
偉人達が愛した時計。今回はヘミングウェイとクエルボ・イ・ソブリノスについてご案内してみました。
皆様もお手元にある「ご自分の時計」「メーカーの歴史」「愛用した歴史の人物」など調べてみるとより時計を楽しむ事が出来るかもしれません。是非調べてみて下さい。
【東京蒲田・ブローチ(BROOCH)時計修理工房】腕時計の電池の寿命は何年?
BROOCH(ブローチ)時計修理工房蒲田店です。
みなさん、クオーツ式腕時計の中に入っているボタン電池の寿命はどれくらいかご存じですか?
「前回止まった時よりも、今回のほうが何となく早く止まった気がする。」
でも、そもそも電池交換をしてからどれ位の期間動くのものなのか、分からない方は案外多いかもしれません。
電池の寿命は、平均的には2~3年ほどと言われています。
日付(デイト)や曜日(デイ)・クロノグラフなどの他機能が多いほど早く消耗してしまいます。
腕時計の止まったままでの放置は危険?
電池切れによって止まった腕時計をそのまま引き出しに眠らせていませんか?
それ、実はとても危険です!
電池の液漏れや歯車の油が固まってしまうなどのリスクがあります。
一度電池の液漏れや油固着が発生すると、厄介です。電池から漏れ出したアルカリ性の液体は、時計の部品を腐食させます。その場合、オーバーホール(分解掃除)や部品交換などの高額の修理費がかかってしまいます。
液漏れが発生していても、電池の周りの汚れをふき取って、電池交換をして動作する場合もありますが、その後の使用で、漏れ出していた成分や汚れの残りが歯車などの部品にひっかかり、わずかな期間で再び止まってしまうことも、稀にあります。
大切な時計がたった一度の電池の液漏れで高額修理になってしまうのは悲しいですよね。
そのため、電池切れで止まってしまった時計は、遅くとも6か月以内には時計屋さんで電池交換することを強くお勧めします。
電池の持ちを長持ちさせる方法は?
電子レンジなどの電化製品に腕時計を近づけると、腕時計が磁気を帯びる「磁気帯び」という状態になってしまいます。
(通帳やクレジットカードなども磁気帯びで使用できなくなったご経験があるのではないでしょうか?あの現象と同じです)
クオーツ式時計が磁気帯びしてしまうと、部品同士が磁石のようにくっつき合い、正常に動作しなくなってしまい、電池の消耗が激しくなります。スマホやパソコンも磁気を発生するため、近くでの腕時計の保管はお勧めしません。
また、防水機能がある時計だとしても、高温多湿はなるべく避けて保管してください。温度差によって腕時計の機械の中の金属の変形したり、湿気によって金属のサビや腐食の発生の原因になり、電池の消耗を激しくする可能性が高まります。
蒲田で腕時計修理はブローチ時計修理工房へ
大切な腕時計に困りごとがあった際の行きつけのメンテナンスショップはございますか?
蒲田で「オーデマピゲ」「ロレックス」「オメガ」「カルティエ」「セイコー」等の修理はブローチ時計修理工房にお任せ下さい。他店にて断られた時計も修理を承っておりますので、お気軽にご来店ください!