ブローチ時計修理工房神田店です。最近、時計の針が取れてしまって駆け込みでご来店いただくお客様が多いです。「時計の針って取れるんですね!?」と慌ててご来店いただきますが、その気持ちわかります。私も時計修理業を行うまで、針が取れるなんで思ってもいませんでした…。針が取れてしまってもご安心ください!ブローチ時計修理工房神田店では、針取れ修理を即日にて承ることが可能です。
針が取れてしまう原因

LUMINOX ルミノックス
腕時計の針が取れてしまう原因は、主に「衝撃」や「振動」などの外力が原因となります。普段使いで外れることは少ないですが、「落としてしまった」「ぶつかってしまった」「時計をしたまま激しいスポーツをした」等が原因で「針」「秒針」が外れてしまうことがあります。耐衝撃性モデルでない限り、なにかしらの衝撃があれば上からはめ込んであるだけの針は取れてしまっても不思議ではないのです。
針が取れてしまったら
まず第一に、使用するのを中止してください。針が取れたまま時計を使用してしまうと、針を引きずってしまい文字盤や針、インデックスにキズがついてしまう可能性も高いためです。まずは針が曲がってしまわぬように、リューズを引いて時計を止めてください。リューズを引いても秒針が止まらない時計(機械式時計)の場合は、ガラス面を下にして針が文字盤に当たらないようにお願いします。その後、出来るだけ早めに時計修理店にお持ち込みください。
※針が取れた場合は衝撃で他にも不具合がある可能性があるためオーバーホールを合わせて行うことをお勧めします。
針取れの修理事例はこちら
「時」をもっと大切な瞬間に。ブローチ時計修理工房神田店では電池交換・コマ調整・バンド交換だけではなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)などの作業などありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックス、カルティエ、オメガ、セイコー等の国産・舶来時計すべてのブランド修理を承っております。気になる症状がございましたらお気軽にご来店くださいませ。
BROOCH(ブローチ)時計修理工房蒲田店です。腕時計は使っているうちに、テーブルの角などにぶつけてしまい使用キズがついてしまいます。使用キズがついてしまうと全体的に曇って見えてしまいますよね。一度気になりだしたらすごく気になるのは私だけではないはず…。しかし、それを外装磨き(ポリッシュ)を行うと新品同様の輝きが蘇ります。
今回お持ち込みいただいたのはオーデマピゲ(AUDEMARS PIGUET)ロイヤルオーク(Royal Oak)。他店では料金が高かったり、断られたりで迷っていたところ、ブローチ時計修理工房を見つけてくださりお越しいただきました。深いキズはほとんど見受けられませんでしたが、小傷が気になるとのこと。その気持ち、スタッフもわかります。本日はそんな「ポリッシュ(外装磨き)」のお話です。
ポリッシュ(外装磨き)とは
オーデマピゲポリッシュbefore
ポリッシュ(外装磨き)とは、ケースやブレスの表面を磨き加工することです。深いキズは目立たなくなり、スジもきれいになります。ピカピカになった腕時計をすると背筋が伸びて仕事のやる気も上がりますね!見た目がきれいになると、この時計を買った時の幸福感が再び蘇り、気持ちも晴れ晴れするはず。もちろん、「この傷は思い出があるからここだけは残してほしい!」ご要望も承ることもできますのでご安心ください。ブローチ時計修理工房では、ケースのみ、もしくはブレスレットのみの磨きで¥6,600円(税込)~。両方ご注文いただくと¥11,000円(税込)~より承っております。
バフ
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作業は上記バフを使用します。写真上のフェルトバフにはそれぞれ硬さがあり、硬いフェルトバフの使用目的はキズ取りで、一段階目で全体の傷を磨きます。柔らかいフェルトバフの使用目的は、鏡面+表面の凸凹修正。この段階でポリッシュ加工の出来栄えがほぼ決まってきます。布バフは総仕上げです。この布バフで鏡のように仕上げます。スポンジバフは、サテン仕上げに使用します。この作業の注意点としては、スジ目がバラバラだったり、縦スジが斜めになっていないか、スジ付けが甘く光っていないかなど。サテン加工の出来栄えにより鏡面仕上げがより効果的になるのでとても重要な作業と言えます。ケース痩せ(磨きすぎ)しないように職人の腕の見せ所です!
オーデマピゲポリッシュ作業完了

先ほどのオーデマピゲケース磨き完了しました!元々深いキズはなかったものの、小傷がなくなるだけで美しさが際立ちます。一段とかっこよくなりました。大切なパートナーである腕時計こそ、外装もしっかりメンテナンスもしたいですね。
蒲田で腕時計修理はブローチ時計修理工房へ
皆様には大切な腕時計に困りごとがあった際のメンテナンスショップはございますでしょうか。蒲田で「オーデマピゲ」「ロレックス」「オメガ」「カルティエ」「セイコー」等、の修理はブローチ時計修理工房にお任せ下さい。他店にて断られた時計も修理を承っております。お気軽にご来店くださいませ。
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。
2月も後半に差し掛かり、立春から2週間が経過しようとしていますね。日差しに温もりを感じつつも、まだまだ寒く、乾燥した時期は続きそうです。
そこで今回は、この時期大活躍のハンドクリームと腕時計のお話をします。
ハンドクリームと腕時計
皆様、ハンドクリームはお使いになられていますか?
乾燥の時期はもちろん、通年で使用されている方も多いと思います。お手元には欠かせないハンドクリームは、タイミングによって時計に悪影響を与えてしまうことがあります。特に手巻きの時計だと、時刻調整をしたり、ゼンマイを巻き上げたりと、時計に触れる機会がより一層多くなりますよね。
私が皆様にお伝えしたいことはハンドクリームをつけるタイミングと、時計の簡単なケアです。
付けるタイミングとケア
肌のお手入れ → メイク → 手を洗う → 時計・ジュエリーのお手入れ → 時計・ジュエリーを身に付ける → ハンドクリームを塗る
ここでのポイントは、汚れた手で時計やジュエリーに触れないということ。そして、最後にハンドクリームを塗るということです。
ハンドクリームに限らず、時計が汚れに晒される危険性というのは毎日訪れます。日々の積み重ねでひどく汚れてしまったり、固着してしまうこともあります。必ず清潔な手で、時計やジュエリーに触れてください。
また、装飾を身に付けた後にハンドクリームを塗りますが、私のように日頃から時計を触ったり、お仕事上、お客様のものに触れる機会が多い方もいらっしゃいますよね。そういう方がどうしてもハンドクリームを付けたい場合には、手の甲側にだけ薄く延ばして塗るという方法もオススメです。
もし時計にハンドクリームが付着してしまったら、すぐに拭き取りましょう。
腕時計のメンテナンスはBROOCH時計修理工房へお任せください
いかがでしたでしょうか。今回はハンドクリームと時計に関してお話させていただきました。
時計には綺麗な状態の手で触れて身に付け、ハンドクリームはその後に塗る。そして1日の最後には、今日も一緒にありがとうとクロスで軽く拭き、また綺麗な状態にしてあげてください。汚れてからですと、時計の洗浄は簡単に行えないため、日々のケアが大切になります。
ブローチ時計修理工房では、時計のあらゆる修理を承っております。
電池交換やオーバーホール、その他時計に関するお困り事がございましたら、ブローチ時計修理工房神田店までお問い合わせください。お待ちしております。
ブローチ時計修理工房神田店です。当店では、時計を落としてしまって動かなくなってしまった!と駆け込んで来られる方がいらっしゃいます。大切な時計をふとした時に落としてしまって、しかも落下先がコンクリートだと冷や汗をかいてしまうのは私だけではないはず…。落としてしまった時計を恐る恐る様子見ていると、「時間が早く進むようになってしまった」という症状がでることがあります。それはなぜなのか、のお話しです。
時計を落としてから時間が早く進むのはなぜ?
ROLEX ロレックス修理事例
原因の1つが「テンプのヒゲゼンマイが絡んでしまっているため」です。ひげが絡むと、伸縮する範囲が狭くなるので、テンプが通常より早く振動してしまいます。また、緩急針が衝撃でずれてしまい大きく進んだりします。(緩急針とは、ヒゲゼンマイの伸縮運動の範囲を調節して精度を微調整するパーツです)ほかの部品にも不具合が出ている可能性がありますので、お早めに時計修理店へご相談されることをおすすめします。
ブローチ時計修理工房神田店では電池交換・コマ調整・バンド交換だけではなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)などの作業などありとあらゆる修理・作業を承っております。「時」をもっと大切な瞬間に。お客様の大切な時計を、熟練の時計技師が修理いたします。気になる症状がございましたらお気軽にご来店くださいませ。
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。今回もまた、個性的な時計と出会ってしまったので皆様にご紹介させていただきます。
今までの記事をまだ見ていない方は是非下のリンクから御覧ください。
【東京神田・ブローチ(BROOCH)時計修理工房】お客様の個性的な時計を紹介します①
【東京神田・ブローチ(BROOCH)時計修理工房】お客様の個性的な時計を紹介します②
シチズン(CITIZEN)アナデジテンプ
今回紹介するのは、シチズン(CITIZEN)アナデジテンプ(ANA-DIGI TEMP) FIGURE です。
電池交換のご依頼でお越しくださいました。
アナデジテンプとは、1980年代に登場し人気を博したCITIZENの時計モデルです。アナデジテンプの名前は、「アナログ」「デジタル」「テンプ(温度)」の3単語から由来します。
その名機をTiCTACのメンズオリジナルレーベル、Movement in Motion (ムーブメント・イン・モーション)が復刻モデルとしてアレンジしたものが、今回お持ちいただいた時計です。
そんなアナデジテンプですが、私が考える個性的ポイントは2つあります。
アナデジテンプの個性ポイント2つ
1つ目は、やっぱり見た目です。1980年代に登場した40年前のデザインと言われればそんな風にも見えますし、むしろ近未来な部分も感じます。レトロフューチャーという言葉がぴったりでしょうか。また、このメカメカしいガジェットでありながら、シュッとした厳つくないところも目を惹きます。
2つ目は、温度計測機能です。名前にもある「テンプ」は温度から来ていて、この時計は温度(気温)を測ることができます。それ必要なのかと疑問を感じる機能ですが、必要不可欠でないものを搭載しているところにユーモアがあり、ユニークさを感じますよね。
腕時計のメンテナンスはBROOCH時計修理工房へお任せください
個性的な時計紹介第3段はシチズン(CITIZEN)アナデジテンプでした、いかがでしたでしょうか。見た目も機能も遊び心をくすぐる素敵な時計でしたね。
今回の電池交換の修理の様子はより詳しく以下に掲載しております。是非御覧ください。
電池交換やオーバーホール、その他時計に関するお困り事がございましたら、ブローチ時計修理工房神田店までお問い合わせください。お待ちしております。